13日、一般社団法人 材料科学技術振興財団で講演を行って来ました。
タイトルは「心身ともに健康的な社会生活を送るための食習慣」
参加者は本年度新入社員と20~30代の独身男女社員約80名程でした。
20代といいますと健康については興味や関心はあまりない年代ですので、実情を知っていただくために「20歳代~30歳代の食事の現状」(厚生労働省27年度「国民健康・栄養調査」より)を基に
◎朝食の欠食率は
▶男性
20歳代24%
30歳代25.6%
▶女性
20歳代25.3%
30歳代14.4%。
◎1日に主食・主菜・副菜を2回以上食べるでは、男性の20~40歳代と女性20歳代共に4割以下。
◎野菜の摂取状況では男女ともに20歳代が最も少ない。
このような食事は体にどのような影響を与えるのか、そしてこのような食習慣が5年度、10年後には生活習慣病の基になることをお話ししました。
事前にいただいた質問には、「一人暮らしの朝食の理想の形を教えて欲しい」「野菜ジュースを飲んでいますが、それで本当に栄養が摂れるでしょうか」などがありましたのでお答えしました。
私事ですが講演前日夕方から急に声の出が悪くなり、当日朝には殆どといっていい位声が出なくなりまして、耳鼻科に行きましたら、喉に炎症が起きているとの事。困り果てながら演壇に立ちましたが、途中からずいぶん声も出まして、皆さんが熱心に聴いてくださったことに感謝です。
担当の方にはご配慮を頂きまして、本当にありがとうございました。