８月７日、横浜ベイホテル東急において、開業１７周年記念イベント「サンキエムエスⅣ」が開催されました。この催しは、横浜ベイホテル東急総料理長曽我部氏の１日限りのレストラン「サンキエムエス」と題して今年で４回目とのことです。

私は今回初めて曽我部総料理長よりイベントのお手紙を頂きまして、出席させていただきました。曽我部総料理長とは、昨秋　当ホテルにおいて私とコラボさせていただき、私の献立を曽我部氏がアレンジして下さり、素敵なランチに仕上げてくださいました方です。

当日のディナーは、作曲家エリック・サティの曲のタイトルに合わせてのお料理が、次々と運ばれてきまして、曽我部氏の想像力と無限の美が私を夢の世界に導いてくれました。

エリック・サティの同時代の芸術家の絵画が映し出され、素敵な音楽が流れる中とても美味しいお料理を頂きながらの時間は、私にとりまして最高のご褒美になりました。

この写真のお料理は、サティの「スポーツと気晴らし」より“狩り”と題して、鴨・鶏・鶉・兎・小魚のサラダ。

真ん中の川に見立てたカリフラワーのピューレビーツ風味、稚鮎のフリット、フォアグラのテリーヌ、鴨胸肉のスモーク、シャブリワインで煮込んだ兎のゼリー寄せ、香草野菜その他珍しい食材が彩りよく盛られていました。

川を稚鮎が躍動感あふれる形で泳いでいるのが伺われると思います。