1月11日、岐阜県・岐阜県国民健康保険団体連合会主催の「国保事業推進トップセミナー」で特別講演をさせていただきました。
今回のセミナーは基調講演は「30年度から改正される国民健康保険改革の施行に向けて」と題して厚生労働省の方の講演。年々増大する国民医療費を如何に下げるか、そして地方自治体はどのように取り組むべきなのか。これからは病気にならないように「予防・健康づくりの推進」が重要であるということで、私にお声をかけていただいたとの事でした。
私の講演のタイトルは「タニタ社員食堂に学ぶ太らない法則」。
私が講演でいつも皆さんにお話しをしていますことは、例えば、風邪をひいたら薬を服用すれば2~3日で治り、熱が出たら解熱剤を服用知れば熱は下がります。では、納豆は体にいいから、ココナッツオイルは体にいいからと言って今日食べても明日健康になるということはないのです。そして一つの食品が万能ではないのです。
私たちが健康を維持するには、
▶1日3食をきちんと食べる
▶自分の必要量を知り食べすぎない
▶塩分の濃いものは控える
▶いろいろな食品をバランスよく食べる
▶夜遅い食事は腹八分目にする
▶毎日を活動的に動く
▶運動を習慣にする
~など正しい食習慣・生活習慣を身につけることです。
「生活習慣病」とは、不規則な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされる病気。しかしこれは個人が日常生活の中で、バランスのとれた食事、程度な運動、禁煙を実施することで予防ができるものです。
今回参加された方たちは、岐阜県の市町村長、健康保険業務に携わる方達約80名でした。それぞれの自治体でどのように健康について取り組めばよいのか、とても熱心に聞いてくださり、メモしたり計算したり私も楽しくお話しすることができました。
“自分の健康は自分で守る”です。