11月5日、京都府歯科医師会主催 「いい歯の日週間」記念行事 府民公開講座が京都府歯科医師会口腔保健センターで開催され、そこで講演をさせていただきました。
タイトルは「健康で幸せなシニアライフを送る食習慣」
同時に開催されましたのは、・8020財団理事長表彰式、川柳コンテスト作品発表。これには私も聴講させていただきました。8020とは「80歳で20本の歯があること」10名の方が表彰されました。皆さんのお元気なこと。とても80歳とは思えず、姿勢もよくお顔をもはつらつとしていまして~やはり歯が丈夫ということは食べ物をきちんと噛むことができる、つまり食事もしっかり食べられるということです。
川柳コンテスト作品発表では全国から多数の応募があったそうで、最優秀賞は昨年も今年も他県の方で残念と話されていました。
私が気にいったのは「髪が抜ける 歯が抜けるより まだましだ。」笑ってしまいました。
医師会が主催でしたので講演の中で「噛むこと」の重要性をお話ししました。
「噛む」ことはいいこといっぱい!
〇あごの骨が丈夫になって歯並びが良くなる。
口の周りの筋肉が鍛えられ、口がしっかり開くようになり言葉の発音が良くなる。
〇唾液の分泌がよくなる。
よく噛むとたくさん出る唾液!病原菌などの侵入を防ぐ、虫歯や歯周病を防いで健康維持に必要な有効成分がたっぷり含まれている。
〇消化が良くなり胃腸の負担が減る。
食物を細かく噛み砕くほど、胃腸の負担を減らすと共に、元気に活動するために必要な栄養素を充分に吸収できる。
〇筋力や運動能力がアップする。
噛む時はあごの筋肉の他に背中や脳の筋肉も一緒に働くので、体のバランスを安定させ筋力や瞬発力が付くなど運動能力もアップする。
ぜひ皆さんも硬めの食材を選び、硬めに調理をして「よく噛むこと」を習慣付けてください。
認知症予防にも大きな効果があるとのことですから~