「和食」を見直しましょう

新しい年が始まりました。

おせち料理」や「七草粥」は食べましたか?

「和食」が世界無形文化遺産に登録された意味について~

日本は南北に長く、四季が明確で豊かな自然が多くあり、そこで生まれた食文化も、これに寄り添うように育まれてきました。このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して登録されたのです。

「和食」の4つの特徴

多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっている為、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。又、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

健康的な食生活を支える栄養バランス

一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「旨味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

自然の美しさや季節の移ろいの表現

食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾り付けたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

正月などの年中行事との密接な関わり

日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで家族や地域の絆を深めてきました。(農林水産省発表)

最近の日本の食文化は「和食」とはほど遠い食事風景が見受けられます。

伝統行事では、おせちにはじまり、七草粥や鏡開き、節分、桃の節句、端午の節句、お盆、お月見~など、ぜひおばあちゃまは若い世代に、若い世代は子供たちにと引き継ぎ受け継いでいって欲しいものです。

年の始めにぜひ「和食」について、食べる事の大切さについて、家族で話し合ってみてください。

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