先日新聞に、ひたちなか海浜公園のコキアが満開との記事と写真が掲載されていたので、さっそく行ってきました! 写真の如く、紅色の鮮やかな絨毯ののような景色に秋を謳歌してきました。
コキアは日本名で“ほうき草”、皆さんもよくご存じの事と思います。この時期になると、庭先や道路の端に紅色の丸い形をして可憐にさいています。
皆さんは秋田地方の特産品「とんぶり」はご存じでしょうか。黒くてとても小さな球状の形をしています。その形とプチプチした食感が「キャビア」によく似ていることから 「畑のキャビア」とも言われています。
とんぶりは、このほうき草の熟した子実で、乾燥して蒸し煮にしたものが流通されています。食べ方としては、味がないので如何様にも使えますが、パラパラしているので粘り気のある山芋や納豆、オクラなどに混ぜると食べやすいです。又、冷奴に添えたり、サラダに混ぜたりすると彩りがきれいです。
因みに「とんぶり」「キャビア」ともに1回の使用量は少量なので、余り気にしなくてもよろしいですが、とんぶりはカロリーも低くコレステロールはほぼゼロで栄養価的に期待はできませんが、季節や食感を味わうのに適しています。キャビアはチョウザメの卵の塩漬けですから、コレステロールや塩分は高めですから、常時食べるのは控えてください。
ほうき草の名の通り、昔は茎を乾燥して束ね箒として利用されていたとの事です。