食育講演会(徳島県)

3月12日、徳島県農林水産部主催の食育講演会で講演をさせていただきました。 タイトルは「一生元気に暮らすための『食べ方』で行いました。私はこのお話をお受けしてから、徳島県についていろいろと調べたところ、私に講師を依頼された理由がようやくわかりました!

国民健康・栄養調査の結果、徳島県は 糖尿病死亡率ワースト1位、肥満者の割合5位、健康寿命41位、高血圧疾患4位、高脂血症8位、野菜摂取量ワースト1位。特に糖尿病死亡率は過去20年間ワースト1位で、ワースト1位を脱したのは2007年の1度だけとのこと。歩数も全国平均以下、 反面、飲酒率41位、喫煙率39位と良い結果が出ています。これらの数字を基に、総括してみると、野菜不足が糖質、脂質の摂取過剰で糖尿病などの原因に、食塩摂取率が低いのに高血圧症が 多いのは運動不足が要因であると判断して、野菜の重要性と食べ方もお話ししました。

例として1日の野菜類の必要量は350~400gなので、3食の食事に約70gの野菜を5皿取り入れることで350gになること。具だくさんの味噌汁・野菜のお浸し・野菜サラダ・野菜の煮物・野菜炒め。これで充足されることになります。特に調理しなくても 手軽にトマトやキュウリを丸かじりしてもいいですし、レタスをちぎって食べてもいいことを。運動不足についても、歩くときは早歩きで、駅では階段を、家の中でゴロゴロ寝転んでいないで起きていなさい、起きているなら座って いなさい、座っているのなら立っていなさい、立っているなら歩きなさい・・・・少しでも体を動かすことで活動量も増えるということを お話ししました。

参加者は、20~70歳代と幅広く、食育関係者、学生、企業の方、一般の方と食育に興味がある方達でした。参加者も担当者が思っていた 人数より大幅に多く満席となったようです。 1人でも多くの皆さんが健康に気づいてくだされば有難いです。 担当者の方に、帰りにエレベーターを使わず階段を下りて行く人達が多かったと聞かされ、ヤッター!!!

 

食育講演会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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