先日電車の中で、私にとって信じられない体験をしました。
遠出の時は別として、体調の悪い時とか、荷物が沢山の時は別として、殆ど座らない事にしています。
席を譲られた時は素直に座らせていただきますが・・・・たまたま、その日は荷物が重く、3人座席の2つが空いていたので座りました。
2駅過ぎた頃、赤ちゃんを抱っこしたお母さんと小学1~2年生のお嬢さん、3~4年の男の子が乗って来ました。
すると、さっと女の子が座ったのです。お母さんは吊革に掴っているではありませんか。
私はびっくりしてお母さんに席を譲りました。女の子は何くわぬ顔で座っていますし、お母さんも黙ったままです。
お母さんが赤ちゃんを抱っこして大変だから、座らせてあげるという思いやりがないのでしょうか。
お母さんの躾が悪いのでしょうか。それとも甘やかしているのでしょうか。
私が子育てをしている頃は、結構子供を立たせていましたが、不満も言わなかったような・・・
そう言えば、最近の子供も基礎体力が低下してきているとの事。
このような状況も一つの原因でしょうか。立っていることで、脚力も違ってくるでしょうし、立つための安定感も備わるのではと思います。
このお嬢さんが心身ともに成長して、大人になったらお年寄りや身体の不自由な方に席を譲ってあげられるよう願っています。
大人もそうです。座るよりも立っている方が、少しですがエネルギーを消費します。この積み重ねが生活活動量を高め、基礎代謝量も増えてきます。