書籍出版について

この度、㈱学研パブリッシングより書籍を出版することになりました。

私にしては、書籍を出すなどということは、夢にも思っていませんでしたし、出版する気も全くありませんでしたから・・・・

そもそも、私が栄養士になったことも純粋な気持ちもなく、たまたま自宅から通学できる短期大学が、栄養短期大学であったこと。卒業後も、せっかく資格取得できたのだから、活かさなければもったいないと、とりあえず栄養士として働くことにと言うことになったのです。ただし、あまり栄養士としての興味もありませんでしたし、充実感もなかったのですが、仕事としてやる以上はまじめに取り組みました。

仕事を続けていますと、人間て変るもので私も少しづつ栄養とか健康に興味を持つようになり、振り返ってみると役40年も栄養士をやっています。いまだに・・・

お勤めをしてしばらくは、企業や銀行、病院などで、献立作成や、栄養指導・基準給食取得・栄養士の育成などを主な仕事としていましたが、転機が訪れましたのは、1990年に、タニタがタニタベストウエイトセンター(医師・看護師・管理栄養士・健康運動士をスタッフとした画期的な減量施設)を設立しまして、前タニタ社長谷田大輔氏より減量指導の依頼をいただいたことです。

この施設は減量施設として、スタッフも施設も素晴らしく、減量する会員にとりましては最高のものでした。そして前社長は、健康について、肥満についてとても関心がおありになり、私達にとりましては仕事をするにあたり、素晴らしい環境でした。減量指導の中で、栄養指導は、減量するためのあらゆる指導を取り入れていましたが、会員の方に食事を提供することはしていませんでした。そのような中で、食事も食べたいという意見が多くでまして、それでは週に1度、とりあえず会員に添った食事を提供するこということにしました。

この食事に前社長が関心を持たれ、タニタの社員の肥満気味の人にも提供して欲しいという要望が出まして、10数人に食事を食べていただくことにしました。

まさにこれが「タニタ社員食堂」の始まりなのです!

私はベストウエイトセンターで10余年、減量・ダイエットに関して仕事をしてきました。指導していますと、ダイエットについてあらゆる情報が入ってきますが、おかしな情報・間違った情報がマスコミを賑わし、それに振り回されている方たちの多さに驚きと不安を感じるようになり、これではいけないと危惧していました。

現在「タニタ社員食堂」のレシピ本がベストセラーになりとても喜ばしいことですが、タニタ社員食堂の根本は、レシピだけではなく、生活習慣の改善など基本となる知識を身につけ、「健康な体を維持すること」なのです。

この度、ヘルスケアオンライン株式会社取締役谷田昭吾(タニタ前社長ご子息谷田昭吾氏)も健康に大変関心がおありになり、私の指導方法に興味を持たれ、学研の編集長と共に、出版を勧めてくださいました。私もまだ未熟な点もありますが、長年培った経験を皆様に少しでもお役にたてればとの思いで出版することになりました。

タイトルは、タニタ社員食堂、初代レシピ考案者、「太らない7つの法則」です。書店に立ち寄った際に、ちょっと足を止めていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新の記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です