今よりも、10分長く動く。それが健康寿命を延ばすことにつながります!
いつもより10分!動く時間を増やすだけ。それが、健康維持の第一歩です。
健康を維持し、さまざまなリスクを下げるために「プラス10!」
生活習慣病の心配がなくても、それだけで健康とはいえません。身体活動や運動が不足すると、将来的に運動器障害や認知症のリスクが増える可能性があります。身体活動量を増やすことは、生活習慣病をはじめ、認知症や運動器障害のリスクを下げることが認められています。
「いつもより10分多く動く、歩く」。これは「1日60分、8000歩く」が難しい人も、もう少しの人も、すでにクリアしている人も、日々実行しやすい身体活動です。「きついと感じない程度に体を動かす」ことを、毎日の習慣にしていきましょう。
歩くときは、歩き方のコツを知って、無理せず楽しく!
〇背筋を伸ばして、前を見て。
あるく時は、どうしても目線が低くなりがちです。前を歩く人の頭やその先を見るイメージで、歩きましょう。できれば5cmだけ歩幅を広げると、活動量が違ってきます。
〇ふだんより、少し速く。
「きつい」と感じない程度で、普段より速く歩きましょう。同じ時間歩いても、強度が違うのでエネルギー消費量が増えます。
最初から欲張らず、つらい、きついと感じない程度に歩くことが大切。体調がすぐれない、睡眠不足の時は無理をせず、また、慢性疾患のある人は、医師や健康運動士などの専門家に相談を。「日本栄養士会、健康増進のしおり」より