12月のお便り

今年も最後の月(師走)になりました。

◎2日「大雪」

北風が日増しに強くなり平地でも雪が積もり、冬が本格的になります。特に雪国では運動不足になりがちです。スポーツジムや施設に行ったり、自宅でラジオ体操をしたり運動器具を使って運動不足解消に努めてください。

◎22日「冬至」

一年で最も昼の時間が短い日です。この日にかぼちゃを食べる習慣があるのをご存知ですか? かぼちゃに多く含まれるカロテンが、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を保護する作用があり風邪などの感染症予防に効果があると言われています。また柚子湯に入ってしんからから温まり寒気をはねのけるという習慣もあります。古くからのこうした習慣には、健康を願う昔の人の暮らしの知恵が込められています。今の時代もこれからも受け継いでいきたいですね。

12月は一年の締めくくりの月で何となく気忙しく、そして寒さが気になる時期は体を温めてくれるお料理が何よりのごちそうです。大根・白菜・小松菜・春菊・里芋などの冬野菜をたくさん使った鍋物・豚汁・けんちん汁などで体も心も温めてください。

「年越しそば」で良いお年を

12月31日、今年最後の日を、温かな「年越しそば」で締めくくってみてはいかがでしょうか。

「年越しそば」はその昔、良い天候が続き、特に良い作物ができたので、次の年も豊作が続くようにと縁起をかついで長いそばを食べたことがそもそもの始まりだそうで、家内の幸運をそばに託した庶民の願いが込められていたようです。私達も今年もつつがなく終われることを感謝し、年越しそばを食べながらゆっくりと語り合ってみるのもよろしいのではないでしょうか。

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