野菜を食べて健康に!

平成27年の国民健康・栄養調査の「野菜摂取量の状況」をみますと、

野菜摂取量の平均値は、男性299g、女性288gという結果が出ていました。そして、年齢別にみますと20代の男性は257g、女性226gで各年代別で最低の摂取量。そして男女ともに50代までが平均摂取量を満たしていません。野菜摂取量の目標値は1日350gですから、野菜をきちんと摂取することが重要になります。

野菜には、ビタミンやミネラル、野菜繊維など身体の調子を整え、機能を正常に維持するための大切な栄養素が含まれ、免疫力の向上や抗酸化作用などの機能性によって、脳卒中や高血圧、癌などの予防に効果が高いと言われています。

~野菜を350g食べるには~

野菜350gといいましてもなかなか実感できませんね。簡単に実行しやすい方法として

野菜70g相当量を1皿分と考えて、一日5皿を食卓に並べればよいのです。例えば朝1皿、昼2皿、夕2皿などに分けて食べると良いでしょう。

~350g食べる工夫~

調理法を工夫しましょう。生ではなかなか食べられませんが、茹でたり、炒めたり、蒸したり、和えたり~これからの時期には鍋物料理で様々な野菜がたくさん摂取でき簡単で最高です。

又、きんぴらごぼう・ひじきや切り干し大根の煮物、ナムルなど作り置きしておくといいでしょう。肉や魚料理の付け合せを増やす。具だくさんの豚汁やけんちん汁、ミネストローネなどもお勧めです。

健康維持、増進には、各栄養素をバランスよく摂取することが大切です。しかし食生活が偏ると特にビタミンやミネラル、食物繊維など身体に欠かせない栄養素が不足しがちになります。これらの栄養素が豊富な野菜を、メタボリックシンドロームの予防のためにもぜひ野菜を食卓に並べてください。

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