2013年国民健康・栄養調査結果 女性の8人に1人が痩せ

厚生労働省は、昨年12月に「2013年国民健康・栄養調査」の結果を発表しました。

その結果、肥満の増加に歯止めがかかった一方で、女性の「やせ」志向が続いている。栄養バランスの良い食事をしている人は3人に1人で、運動習慣のある人も約3割という結果になり、生活習慣の改善が引き続き必要であると示されています。

男性のBMIが25以上の「肥満」は28.6% 女性の8人に1人が「やせ」

男性では、BMI(体格指数)が18.5以上25未満の「ふつう」の割合が66.7%、25以上の「肥満」の割合は28.6%だった。肥満の割合は年代別では、40歳代が34.9%と最も高かった。肥満は調査開始から増加傾向が続いていたが、ここ数年は横ばいが続いていて、厚労省は「肥満はまだ高水準ではあるが、増加に歯止めがかかった」とみている。

一方、女性の「やせ」の割合は12.3%と8人に1人にあたり、1980年以降もっとも多くなった。やせは20歳代が21.5%と最も多く、30歳代が17.6%、40歳代が11.0%となった。70歳代以上でも11.9%に上っており、女性の痩身志向は年代を超えて続いている。痩身志向は若い女性ではホルモンバランスの乱れ、高齢者では低栄養の原因になるので、厚労省は「健康な体の維持に影響しかねない、高齢期に向けて生活習慣を改善する必要がある」と呼びかけている。

また、BMI20以下の「低栄養傾向」にある高齢者(65歳以上)の割合は16.8%で、85歳以上では29.6%と高かった。

上記の結果を分析してみますと、マスコミの情報に惑わされている感があります。

マスコミは極端なダイエット情報を氾濫させ、モデルのような体形が理想あると言わんばかりに、1か月で5キロ減量とか、炭水化物抜きダイエットとか、1日1食ダイエットなど・・・・それを真に受けて実行し失敗して体調を崩す。また、歳をとったら粗食が良いなどと情報が流れると、質素な食事でいいのだと勘違いをして栄養不足になるなど、各個人がきちんとした栄養知識を持っていましたら、このような情報に惑わされないのではと痛感しています。

 

 

 

 

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