糖質制限ダイエットはいいのでしょうか?

最近良く聞かれる質問です。ズバリお答えしますと・・・・。

あなたは糖尿病で医師から「糖質を制限しなさい」と指示されていますか? されていないのであれば、「糖質(炭水化物)制限ダイエット」はしない方がいいですね。というよりしてはいけません!

書店では、「炭水化物抜きダイエット」「1日1食ダイエット」「油抜きダイエット」はたまた「巻くだけダイエット」「履くだけダイエット」などなど。そしてそれらの著者が著名なドクターなどとなれば信じたくなりますよね。信じているからそのような本がベストセラーになる。しかし、これだけダイエット本が売れ、そしてすたれないのは興味のある人達が、試してはちょっと痩せたから喜んで・・・・それが一時のものだから、体重は元に戻りまた別のダイエットに走る。それを永遠と続けている。

そもそもダイエット=痩せる事、体重を減らす事、食事を減らす事~と勘違いしている人がとても多いです。

「本当のダイエット」とは、美味しく楽しい食事を制限して低カロリーに徹して「痩せる」ことではなく、バランスのとれた食事を美味しく食べ、生き生きと暮らすことによって、健康な身体を獲得することなのです。

現在最も流行っていると言われている「炭水化物抜き」ダイエットですが、皆さんも学校の授業で3大栄養素とか5大栄養素について勉強したはずです。我々人間は生きるためには食べ物から栄養を摂らなくては生きていけませんね。そして3大栄養素の蛋白質・脂質・炭水化物はエネルギー産生栄養素としてこれらをバランスよく食べることで、健康が維持されます。

3大栄養素の働きは、蛋白質=筋肉や臓器など身体を構成成分となる。炭水化物=ご飯などの穀類に多く含まれ、エネルギー源として重要な栄養素。脂質=細胞膜や核膜などの生体膜の構成成分となる。

厚生労働省の2015年版「日本人の食事摂取基準」の報告書によりますと、エネルギー産生栄養バランス(%エネルギー)の目標量として、蛋白質13~20、脂質20~30、炭水化物50~65となっています。この数値から計算すると、例えば1日食事摂取必要量が1800kcalの場合、炭水化物の必要量は50~65ですから、900kcal~1170kcal。つまり必要摂取量の約半分は炭水化物から摂ることが理想的になります。このバランスを崩すことは健康な身体を維持できないことになります。この約1000kcalを他の蛋白質や脂質で補うということは余りにも危険なことです。脂質の摂取過剰で動脈硬化の原因になったり、炭水化物不足で蛋白質が分解されて筋肉の減少や疲労感が出てくる原因になります。

色々なダイエットをやってみようと思う前に、ちょっと考えてください。本当に肥満で減量が必要なのか? ダイエット本来の意味とは? 無理なことや激しいこともしても決して長続きしなく、リバウンドの原因になること。急激な減量が身体に及ぼす悪影響。マスコミや思い込みに惑わされないこと。

私達は人間は思考力があります。よく考えたら何をしたらよいのか、何をしたら良くないのか判断できるはずですね!

自分の健康は自分で守る!  決してこのようは極端はダイエットはしませんように! 一個人の管理栄養士としてお願いしたいことです。

炭水化物

 

 

 

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