夏も近づく八十八夜トントン野にも山にも若葉が薫る~初夏の季節になります。
◎1日は「八十八夜」立春後88日目を「八十八夜」といい、歴の上ではそろそろ春も終わりで新茶の出回る季節になります。
◎3日は「立夏」夏が立つと書くことから夏の気配が感じられる時期。春分と夏至の中間頃に位置し、歴の上では立夏から立秋の前日までが夏と考えられているとのこと。
5月は旬のものがたくさん出回ります。海の幸では、初鰹から始まり、いさき・アオリイカ・春鰊・太刀魚など。里の幸では、新茶・新じゃが・新玉ねぎ・グリーンアスパラ・グリーンピース・空豆・さやえんどうなど。旬のものは旬の時期に味わうのが栄養価も高く一番です!
今回は「新茶」について。新茶~歌にも出てくる「新茶」はほんのり甘くまろやかで、お茶好きの方にはたまらないものです。新茶は香りを楽しむものですから手に入れたら早めに飲みましょう。そして飲むだけではもったいない~香りを楽しんだ後の茶葉を有効に使いましょう!
茶葉を利用したお勧めの一品を。茶葉を乾燥させて炒りごま・ジャコ・粉山椒などをすり鉢でよく擦り、仕上げに塩一つまみ加えれば“緑茶のふりかけ”の出来上がりです。癌予防・ストレス解消・利尿作用などの薬効成分は茶葉に含まれています。多いに利用してください。