10月9日毎日新聞朝刊に明るく笑える記事が掲載されていました。
「滑り止め つけておきたい 口と足」
高齢者の転倒を少しでも減らそうと、日本転倒予防学会が選んだ「転倒予防川柳」を集めた「五七五転ばぬ先の 知恵ことば」(同学会監修、論創社、1512円)が出版された。
高齢者が転倒すると、介護が必要な状態になりやすい。同学会の武藤理事長は「日ごろの転倒予防法を、覚えやすい形で伝えたい」と話している。
同学会は10月10日を「テントウ」にちなんで「転倒予防の日」と制定。
2011年から「一般の転倒予防川柳を募集し、この日前後に大賞と佳作の作品を発表している。今回の本には15年までの作品を収載した。
「つまづいた むかしは恋で いま段差」
「あがらない 年金こづかい つま先が」は高齢者の実感や経験をユーモアで包んだ作品。
「コケるのは ギャグだけにして おとうさん」
「杖持とう 説得までに 骨が折れ」など、心配する家族の思いを詠んだものもある。
「ニヤリ」「クスッ」としながら、転倒予防を考えるきっかけ作りを目指している。
転倒を予防が健康寿命の延命に繋がることは確かです。
では転倒をしないようにするためには?
毎日の生活行動が大きく影響してきます。健康維持や増進を考えるとき、食事の大切さと共に、運動だけに限らず生活活動を含めた「身体活動」の重要性が問題になります。
厚生労働省が「新しい身体活動指針」で
「+プラス10!いつもより10分!動く時間を増やして健康に!」
今よりも10分多く身体を動かすことで運動器障害や認知症などのリスクを下げることが認められています。
皆さんの生活の中で10分多く身体を動かす方法を考えてみましょう。
・通勤途中でプラス10
・買い物ついでにプラス10
・愛犬との散歩にプラス10
・ウインドウショッピングでプラス10
・お掃除をこまめにプラス10
・子供との遊びでプラス10
健康作りは成人時代からの習慣が結果として現れます。
今、何をしたらよいのか考えてみてください。