2月3日は節分

大寒より15日目、立春の前日が「節分」で今年は3日が節分です。 節分はもともと、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、四季の分かれ目を意味していたのが、いつからか立春の前日だけが暦に記載されるようになったとのこととか。1月の半ばころから、豆と赤や青のお面がお店の売り場に所狭しと並んでいるのを見かけましたでしょう? 旧暦では立春の日を元旦とする原則がありましたので、新しい春を迎える前の厄払いという意味で、豆まきをして鬼を追い払ったそうです。また、鰯の頭を柊の枝に指して玄関に掲げておくと鬼が近寄らないということで、以前はそのような光景を見かけましたが、このような風習が見られなくなり寂しい寂しい限りです。(鰯を焼いた時の煙と臭いを鬼は嫌がり、柊の葉の棘に痛がって鬼が近寄らないように)

さて、豆まきに使う豆は、「大豆」です。 ここで、大豆の素晴らしさを知ってください。大豆は、「畑の肉」とも言われますね。肉や魚介に含まれるたんぱく質を動物性蛋白質、大豆に含まれるたんぱく質を植物性蛋白質といいます。それぐらい、大豆には蛋白質やビタミンB1を多く含みます。それ以外にも、カルシウム、鉄、食物繊維、大豆サポニン、レシチンなど豊富に含まれています。特に大豆サポニンは体内で過酸化脂質の増加を抑制し、高脂血症の予防、高血圧・動脈硬化の改善に効果かあるといわれています。脂質の代謝を促進して肥満を防ぐ働きもあります。以前ブログに書きましたが、さだまさしの「お豆腐が町にやってきた」の歌詞を思い出してみてくださいね。和食になくてはならない味噌や醤油の原料も大豆です。

さあ!3日の節分には思い切り「鬼は外、福は内」声を張り上げてみましょう!そして歳の数だけお豆を食べて厄払いをしましょう。(高齢の方で胃の弱い人は、歳の数だけ食べるのは控えたほうがよろしいでしょう)

 節分

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