健康は「食う」で決まる

毎日新聞8月23日の新聞記事から
聖路加国際病院顧問 細谷亮太先生の掲載された記事に感銘を覚えましたので、皆さんもぜひお読みになってください。

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小児科医にとって子供の健康の指標は「食う」「寝る」「遊ぶ」の3つです。特に、言葉を自由に使って自分の身体の状態を他人に上手に伝えることが難しい乳幼児の場合は、この3要素のチェックが重要です。少々、水っぱなを垂らしたり軽い咳をしたりしていても、「食う」「寝る」「遊ぶ」が障害されていなければ大丈夫なのです。
大人になるにつれ、「あの人は食う、寝る、遊ぶだけね」と悪意をこめて言われたりします。しかし、この三つのトップに位置する「食う」は生き物である私たちにとって一生とても大事であり続けます~
子供の健康な身体をつくるためには、1日3回、栄養バランスのとれた食事をしっかり食べ、運動することが大切なのは言うまでもありません。子供たちの体格にそれは如実に表れます。その子の身長にちょうど良い体重に注意しながら暮らしましょう。ご飯やパン、魚や肉、野菜と果物が食事の基本です。
肥満、やせ過ぎの子では運動量とカロリー摂取のバランスを考えてあげましょう。
日本人が自然に恵まれたこの島国で作り上げてきた日本食は、極めて理にかなった健康食です。しかし、グローバリゼーションの波が押し寄せ、忙しくて時間がないことを理由にファストフードが幅をきかせるようになりました。かく言う私もハンバーガーやフライドチキン、ドーナツも好きです。1970年代に米国で暮らした時にはまりました。しかし、そればかり食べている人の体格をみて、熱狂的なフアンにならないですみました。
何でも食べて食経験を広げるのは、人生を豊かにすることにつながると食いしん坊の私は信じています。ファストフードばかり食べるのは、最悪の偏食です。
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子育て中のお母様がこの記事を読まれて、何か心が和らいだのでは~と思います。
そして、生活習慣病予備軍の方の多くが口にする言葉として「わかっているけどできないのよね~」と言う言葉、
先生の言われているように、「そればかり食べている人の体格をみて~」。糖尿病や様々な病気で身体が不自由になってしまったことを想像しましたら、今何をすればよいのかがお分かりになるはずですね!「わかっているのであれば実行してましょう」よ!

改めて私たちの食事・食習慣に目を向けて、大人も子供も日本人に合った食事を摂ることを習慣付けて欲しいと思います。

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