1月のお便り

あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年も元気で健康な一年を過ごされることを祈っています。「一年の計は元旦にあり」いわれるように皆さんそれぞれ話し合われたことでしょう、また、初詣で願い事を願っていらしたことでしょう!

1月はおせち料理で始まり、七草粥・鏡開きなど伝統行事が続きます。伝統行事が薄れゆく中、ぜひこのようは行事は次世代にも大事に受け継いでいきたいものですね。

お正月にいただく「お屠蘇」はお正月の祝儀として、江戸時代からの病魔撃墜の行事の一つです。屠蘇散は年始に飲む漢方薬で、みりんや清酒に浸して飲みます。

「御雑煮」はお正月三が日の正式な食べ物です。大晦日の夜に年神様にお供えした食物を元旦に下ろし、ごった煮にして神様と人が揃って食べるものといわれています。入れる食材と作り方は各地各家により違います。関東は切り餅を焼いたすまし汁仕立て、関西は丸餅を煮た味噌仕立てが主流です。

「お節料理」は各地で取れた伝統的な食材を用いて作られます。おせち料理は、祝い肴(黒豆・数の子・ごまめ)、口取り(伊達巻・栗きんとん)、煮しめ(蓮根・人参・結び昆布・椎茸・八つ頭・牛蒡)、紅白なます、揚げ海老など見事に食材を活かした料理で目も心を楽しませてくれます。そしてそれらの料理には、数多くの日本人の知恵が込められています。例えば黒豆はまめに達者で暮らせるように。昆布は喜ぶ(よろこんぶ)ことのごろ合わせ。数の子はたくさんの子宝に恵まれるように・・・・・飽食と言われる時代ですが、食べられることへの感謝の気持ちを持つことが大切ですね。

ところで皆さんお正月は食べ過ぎ、飲み過ぎで年の始めから胃がお疲れではありませんか?そのような方にお勧めなのが7日に食べる「七草粥」です。七草の入ったおかゆはとてもシンプルで疲れた胃にも心にも一番の癒しとなるでしょう。七草とはせり・なずな・ごぎょう・はこべら・仏の座・すずな・すずしろです。デパートやスーパーでセットで販売されていますので是非召し上がってください。

5日は「小寒」寒気が日増しに加わり、しばしば降雪見るようになる。寒の入り。20日は「大寒」一年で最も寒いとされる日。これから寒い日が続きますが食事に気をつけ健康で寒さを乗り切ってくださいね!春はもうそこまできていますから~

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